トリマーワーキングベンチ自作

P1030368P1030369P1030370手持ちトリマーとしてボッシュのPMR500を購入したところキャンペーンでワークベンチがもらえる。ということで木工加工のレベルアップをめざして、古いベンチを改造しトリマーで端面加工をおこなうためのベンチを自作しました。これを使えば「アラレ組み」や「アリ溝組み」の加工が安定して行えます。構造はベンチの下部に木材を水平、垂直にクランプするための支持板を追加、上部にネジ送り機構にトリマーの加工移動ガイドを移動台に取り付けたT字型の送りユニットを固定してあります。移動ガイドはアルミチャンネル材を加工し移動台はφ9mmの2本の鉄棒でガイドし送りはM8の長ネジにハンドルを取り付け、移動台には鉄棒に合わせた穴を加工しあとM8鬼目ネジを打ち込んであります。M8なので8回転で10mm移動します。目安のスケールも接着固定してあります。もう一つの加工方法はピン板と位置決めピンを使った繰り返し方式です。あらかじめ19mm間隔の正確な穴を加工しこれで12mm-7mmのアリ溝加工(写真)、他の列の穴と組み合わせて6mmビットを用いた場合の19mmアラレ、詳細は省きますがあと2種類のパターンを用意しました。ためしてはいませんがアリ溝加工は2枚の板を直角につきあわせてオスメス一度に加工できると思います。板厚が大きい場合はしゃくり構造と併用?し先端R部を隠すことになります。この手の加工ジグは高価でまたテンプレート式のものが多いと思いますが、使えるビットの自由度が高いのが自慢です。

トリマーテーブル自作

P1030363トリマーテーブルを自作しました。と言っても金属製の丸鋸/トリマーテーブルの既製品の改造です。まず天面をコンパネでおおいます。これで金属トップ面より木に優しく?なります。この天板にはジグ固定のためにM6のナットを数カ所埋め込んであります。またガイド溝もこの天板を分割し、アルミチャンネル材をとりつけて作りました。写真には直角ガイドが収まっています。
P1030364フェンスも作りました。もちろん集塵パイプ接続可能にしました。集塵機はトリマーの電流を検出し少し遅れて作動します。またリモートSW付きコンセントを用い、トリマーのオンオフは手元切り替えします。ためしにコロビットで加工したところ、簡単な作りのテーブルなのに精度良く加工できました。安いトリマーで、手持ちの時は安定した仕上がりにならなかったのでちょっといいです。

実は手持ち用にはしっかりしたトリマーを買ったので、これからはかなり強力です。