すのこガーデンテーブル

1昔、すのこテーブルで使っていたものを庭用にリフォームすることにしました。しまい勝手を考えて足を畳めるようにします。大きさは85cm×90cm程です。

 

2.5

まず二枚を連結します。この連結材は松の角材で3cm×4cm、足にもこの材料を用いています。軽く鉋をかけて、端面はサンドぺーパーがけしました。

 

 

P3足を4本、蝶番で取り付けます。折り畳んだ時ぶつからない位置にします。

 

 

 

4

こんな感じで足が畳めます。

 

 

5

次は足の固定部です。足が収まるように元の桟を切りかき、ネジで補強します。次に固定用の下穴にM6鬼目ナットをねじ込みます。六角レンチでまわすので昔の叩き込み方式より楽です。長いボルトで仮締めし位置を調整します。

 

7

蝶ネジで4カ所足を固定します。つけ外しは面倒ですが足のぐらつきを考えるとこんなとこです。

 

 

 

 

8完成です。塗装もやりなおしてちょっと渋くなりました。真ん中に蝶番をつけてさらに天板も畳む仕様にアップグレードできるようにしてあるので、車につみたくなったら後日改造します。これにあう椅子も欲しいかな。

 

 

クロスシェルフの制作

家のニッチ(カベの窪んだところ)にあわせてジャストサイズの棚をつくりました。

P1020195大きさは170cm×120cm×18.5cm、棚板3段。材料は格安のSPF材です。木工技術のレベルアップをめざして釘を使わないホゾ組み構造とし、分解/移動ができるようにしました。

 

まずは素材を定寸CUT、車で運ぶこともありホームセンターで切ってもらいましたが木曜日でCUT無料だったので材料費は¥3200でした。

P1020182

 

次に丸鋸でホゾの荒加工を行います。3枚を重ねて切り、一番下の板は半分しか切れないので、追加で加工します。こうすると棚板の高さが揃います。

 

こんな感じです。

 

 

 

次にホゾの奥を、角のみで加工します。結構力が要ります。

 

 

 

ルーターで仕上げます。幅が板厚と同じになるよう、あらかじめガイドをベニヤ板で作っておきました。途中で気がつきましたが、U字のようにルーターを送ると、終わりのところでささくれや割れがでてしまうので、丸鋸の右の線をそのままのこしてL字に加工すると仕上がりが美しい。ホゾの基準線を丸鋸の右の線にしたほうが誤差が少ないです。

仮組みしてみます。

やすりなどで幅を微調整し、ささくれも削り、軽く端面に鉋をかけます。

 

こんな感じです。

 

 

 

 

立てるとこうなります。

 

 

 

最後に分解し、組立のきつかったところを手入れしておきます。所要時間8Hでしたが、ルーターのガイド板の準備に別途2Hかかりました。最後に分解し、組立のきつかったところを手入れしておきます。