DIY ワーキングベンチ

DSCN1747ギャラリーにもあるようにいろいろなもの作ってきましたが、今回は3年くらい使ったDIY用の作業台が痛んできたので更新することにしました。 大きさが65cm×100cmでサブロク板の半分を加工できます。元はこんなでした。真ん中のアルミフレームは丸鋸のガイドです。

 

 

P1030255天板を外して、万力部分をメンテします。あらたにステンレスパイプのガイドを追加し、動きの精度をアップしました。ハンドルも金属製に変更しました。

 

 

P1030256天板はコンパネで、今までの1枚から2枚に変更し堅牢にします。またあとで出てきますが下板にワークやジグを固定するためのナットを仕込む目論見もあります。写真は下板を取り付けた状態です。

真ん中の穴から万力の可動部が見えます。

 

P1030257上板を仮付けし、ダボを用いて下板と位置決めします。上板は4枚構成です。中央は万力でスライドします。また上と左右は30mmの溝ができるように位置を決めてあります。この溝はジグのスライドと工具刃物のニゲになります。このあと上板を外し、下板に100mmピッチで座繰り穴をあけM6のナットを40個打ち込みます。

P1030282上板を固定し下板ナットに合わせてボルト穴をあけました。光学ステージ用のベースがヒントになっています。天板の上側の窪みには2カ所鬼目が打ってあり、手前にも鬼目横向きで一カ所設けました。それぞれボルト2本と蝶ネジが取り付けできます。これは新しい丸鋸ガイドを取り付けるためのものです。

 

P1030287このガイドは今まで、丸鋸ベースの幅で決めていたものを改良し押し出し材の2mm厚のリブにならうようにしました。またガイド上には宛木をガイドに直角に固定し精度を高めました。中央のステーは着脱可能で、丸鋸以外のジグソーやルーターをガイドするときに用います。

 

P1030285写真はワークを固定し丸鋸加工する状況です。天板の上側と丸鋸ガイドの宛木をわざと切り込み鋸刃の溝を作ってありますのでそれを目印にすると正確な加工ができます。

 

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丸鋸改造しガイドフォロワーを追加、kureCRCのお世話になり動作はスムース。

 

下はルーターとジグソーの場合。

 

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P1030284ついでに作ったワーク固定用などのジグなどです。これを作るのも楽しい。

 

 

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勢いでルーターとサブの丸鋸にもガイドを追加しました。ガイドはアルミ押し出し材を加工しリベットなどで固定し製作しました。これをワークにクランプなどで固定して加工します。

次は何を作るかを考えた上でひと味違うジグをつくろうと思います。