ポールクロスジョイント

前回、キャノピーポールを作った時気になる事がありました。

巻き上げたキャノピーが右上がりにかたいでいます。

あらら、リッジポールが左右で角度が違っています。

理由はメインポールをアルミ化した時の立体交差にありました。

ポールが乗り上げる加減で、左右非対称です。元のグラスファイバー折りたたみフレームは当然ながら対称でした。

交差角45度のクロスジョイントを作りました。6mm径の鉄棒にノコで切れ目を浅く入れ、左右22.5起こし曲げ、その2本にアルミを被せてカシメ、タップ立てて背中合わせにネジ止めしました。元のポールは半分にカットし、ショックコードを付け直しました。

ここにいたる前には、交差パイプ式などやりましたがどれも強度不足、失敗続きでした。

ジョイントとポールを接着し4本足に。仮確認しました。ジョイントとポールにスキマがある分少し尖り気味です。この分フライのタルミが減り、ポールの応力を減らせるのでこれで良いです。

センタークリップも不要。

取り外して、補強アルミを接着。

念押しで天地をビス止めしました。畳むとこうです。

ええ感じになりました。コツが要りますが、前の一本ずつより設営がはやくなりました。

リッジポールをつけてフライシート、キャノピーもセットしました。

カツチリ、スッキリしました。

スリムキャノピーポール

前回はリッジポールをアルミ化しましたが、今回はキャノピーポールを作りました。素材は同じく、コット上設営テント化に伴い余った短いポール(直径9mm)を加工して使いました。

今回の主役は園芸用のプラジョイント8×8mm用です。2軸をクリップ固定できて回動可能なスグレモノ。

まず、フライシートにコの字形リッジポールをセットします。

オリジナルは接続部を木で作りましたが、プラジョイントに変更しました。

フライシートを、かぶせて固定します。

新しく作ったキャノピーポールに接続バーをプラジョイントで左右を固定します。それを、キャノピーの、ハトメに差し込み、ポール先端にロープを結えてペグダウン。

ヒサシがまっすぐなのは、接続バーの効果であります。

新旧キャノピーポールの比較です。

キャノピーを使わない時には、ひっくり返して、プラジョイントでリッジポールと接続し補強支柱としても使えます。(そのようにポール長さを決めました)

接続バーは下になりました。

フライシートを、外すとこう。強風時にはテント揺れが少なくなりそう。

構造的にも重量的にもオリジナルからはほど遠くなりました。