あられ加工の実習?でトレイをつくりました。同じサイズのものができたところで、2段重ねにしました。最初はA4サイズでスタートしましたが、あられの練習の結果、一回り小さくなりました。高さは5cm、あられの数でわかります。底は4mm厚みのシナベニア、側は10mm厚みの檜ですが、粗材で反りが大きく、クランプしての接着を行いました。上下はダボで連結し、上の段には仕切をかねて手がけをつけました。仕上げは例によって、オイルふきあげです。今回の作品はまあ50点、今度同じ様なものを作る場合は、反りの無い、節にない材料で、最初の木取りの精度を上げればもっと良くなると思います。いい練習になりました。つぎはアリ組みの練習かな?
カテゴリー: DIY
あられ加工ジグの製作
箱組のためのあられ加工は難しい。昔に製作したネジ送り式のトリマーワーキングベンチはバックラッシュのせいか、溝幅の精度がいまいちである。でよりスピーディで精度が上がるようトリマーテーブルで使うジグ製作してみた。写真は上部からであり、マイターガイドで送る方式である。トリマー穴の右の細棒は幅10mmで高さも10mmである。トリマービット径も10mm、つまり10mmピッチのあられ加工を行う。細棒左とビットの右側の間隔は10mmとなるよう調整し、マイターガイドにとりつけた。ここがこのジグで一番苦労した。下の写真は加工の様子である。一つ目のあられ溝を細棒に差し込み、次を加工する。順次その要領で加工する。いわゆるインデックス方式であるので精度は高い。あられ溝を浅くする場合は、材とテーブルの間にスぺーサーをかって、寸法だしして、クランプ固定する。トリマー作業は手持ちより、トリマーテーブルを用い、材の位置決めや固定を工夫したほうがうまくいくと実感した。安いトリマーでも結構いける。