ウクレレ再塗装。

先日調整したウクレレ、ブリッジの移動跡が見苦しいので再塗装しました。

デコボコ残りましたが、味という事にします。

この際弦も張り替えました。

ナイロン弦はベンベンしますが、カーボン入りはクリアな音になると思います。

これに合わせて今回は2点改良しました。

写真上側サドルは、微妙なピッチ合わせのため1、4弦の長さが少し短くなる様にヤスりました。

下側、新たにウォルナットで弦留を作りました。穴に弦を通して結えます。

ブリッジの弦穴、ドリルでボデーまで貫通!させました。で、弦穴から弦を通してサウンドホールから端を引き出し、弦留に結えます。

4弦とも結えました。これで弦はボデー内部に固定されます。

ペグに弦を巻き付け、チューニングしました。

弦留の効果でボデーとブリッジの結合が高まり、経年劣化でのブリッジ剥がれも防止できます。

音は、響きこそ足りませんがクリアになりました。これなら使えます!

ウクレレ調整しました。

昔、孫と作ったウクレレどうもチューニング合いません。いわゆるフレット音痴です。制作時、キットのプラスチック製フレットボードがイヤで、別に用意したウォルナットのフレットボードを取り付けましたがサイズが少し大きいのを見過ごしていました。結果サドル位置が前過ぎるようです。

接着を剥がし分解!

プラスチック製のブリッジは廃棄。

手持ちのウォルナット材を加工してブリッジを製作。

弦を通してボデーに接着。

ブリッジに合わせてサドルを製作、弦が乗る所をエッジ加工。

ナット側を微調整して完成。

音痴が治り、響きも少しだけ良くなりました。