雨模様なので大工小屋で一仕事。紙芝居方式で写真を簡単に差し替えできる額縁を作った。味噌は写真を入れるサイドスロットをどう加工するかである。サイズはKGサイズの写真用紙に合わせた。
まず、1mm厚みのアクリルをKGサイズサイズにカットする。ガラスは危険なのと入手が難しいのでもっぱらこれ。
材は18mm厚みのヒノキ板を25mm幅でカットしたものを、KGより20mm程度大きい長方形ができるような短辺と長辺それぞれを45度突き合わせで加工する。
そのパーツを今度は9mmと7mm(ノコギリの刃厚2mm)に切断する。9mm側は前枠でこちらにアクリル板がつく。7mmは後枠でこちらは写真のガイド溝をあとで設ける。
前枠用のパーツにアクリル板厚み1mm+0.3mmの落とし込みをトリマー加工する。その後幅25mmを16mmに切断する。
枠を接着する。写真は前枠だが、後枠も接着する。接着後、前後を重ねてみるが、少しの誤差である。もともと一体だからそうなる。
後枠にKGサイズの短辺幅に合わせ0.8mmの段差を加工する。すると写真の様に写真が収まる。ここで枠にペーパーがけし、外周りに亜麻仁油をしみこませて外観を仕上げておく。
アクリル板を前枠に接着後、さらに前枠と後枠を接着する。今回は金物使っていない。完成である。サイドの溝から写真を入れて後枠の開口で写真をすべりこませる。あっもう一枚逆向きに写真が入る。両面写真立てであーる。
同じパーツを切り離すとは裏ワザにも思えますが、普通の事なのですか?
リバーシブルになるところも面白いですね。
これも喜ばれそうですね。
箱物などで同じサイズの板が欲しい時、板を重ねて切る事はよくやります。あとから切るのはその逆ですが、アイデアは一応自前?です。両面写真立ては対面キッチンにいいと思います。