知り合いから頼まれてウクレレの調整をしました。弾きづらいとの事で見てみると、弦高が高いようで12フレットで4mmもありました。
そこで、サドルを外して削ろうとしましたが、なんとサドルとブリッジが強固に接着されていて取れません、で荒療治。ブリッジにノコギリで溝を入れました。深さはサドル底に合わせて2mm程です。
サドルを外しました。
次に、弦高を下げるためサドル溝を深くし、ブリッジの高さも2.5mm下げる加工をしました。そのためのジグを作りました。
トリマーガイドとサドル溝の寸法を出して、ジグを固定。2mmのビットで溝入れ、ブリッジは10mmのビットで払いました。
削り加工終わり。
試しに弦を張って高さを見ました。2.7mmに下がりました。
ブリッジの塗装のため、オイルステインのマホガニーとチークを混ぜて調色しました。
赤っぽいのと黄色を混ぜて、薄め液でのばしました。
ブリッジと加工中に擦れて色が薄くなったところに、布でオイルステインを擦り込みました。
元を張って完成、少し弾きやすくなりました。
もう少し弦高下げるなら、今度はサドルの高さだけで行けますが様子を見てから。
なかなかきようなじいだいじなうよきかなかな
なかなか器用な爺だ。意地now良きかな。かな?
器用というより、理詰めです。道具選びもね。✍️