キャンピングガスの器具は、ボンベの上側の凹みに器具側のプラスティックリングを回しての爪を引っ掛け固定する特殊なものです。先日このリングに市販のBD/ODアダプターを追加して接続しました。先日のソロキャンの撤収時に、先にプリムスボンベを外すべきところを誤ってリング側を緩めてしまい、盛大にガス放出させてしまいました。この接続では安全弁はプリムスにあるだけでリングと器具の間は直結なので手順を守らないと危険です。
今回は市販のOD/ODのメスメスアダプターとOリング、後は空になったキャンピングガスのボンベから力技でバルブ部分を分解して使いました。構造はいたって簡単、バルブ部とメスメスアダプターをOリングを介してビス止め。加工はバルブ部の穴3ヵ所、メスメスアダプターのタップ立てと上側バルブピンの切断くらいです。
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左のバルブには、爪引っ掛けの凹みと中央に器具接続突起、中には安全弁が仕込まれています。
まずボンベに完成したアダプターをネジ込みます。
![](https://tamarumaru.aa0.netvolante.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/69B32D04-6B6D-4698-9B19-8BE90949DAE3.jpeg)
この時点でガス漏れが無いので成功間違いなし。キャンピングガスボンベの安全弁が効いています。
全体接続しました。
![](https://tamarumaru.aa0.netvolante.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/6D2D83CB-C51B-4762-9C4A-65504CD391FE.jpeg)
着火テストもOKでした。
これで付け外しの手順は気にせずいけます、また今回がもっとも安価に作れました。
とは言え、色々な部品を勝手に加工しただけなので安全性、信頼性は保証出来ないものです。また加工組立の精度が低いとガス漏れの危険があります。
テストや使用については、あくまて自己責任で行っています。