40年選手のギター、ヤマハFG500、時々音がビビります。あと1弦が外過ぎてたまに指の腹にあたり音が濁ります。そこでナットとサドルを交換する事にしました。アマゾンでナットとサドルを調達、牛骨製で¥400程でした。
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左は今までのサドルとナット、右は調達したものですがヤスリで削り調整します。特にサドルの高さは、弦高を決める要素なので削っては取り付け、弦高確認の繰り返しを五回くらいやりました。最初の高さは9mm、加工後は5mm。また底面を平らにしないと鳴りが悪くなるのでサンドペーパーで慎重に仕上げました。ナットは高さ、厚みともざっと1mm削り開放弦高さを見ながら調整しました。ナットの弦ピッチは7mmなので1弦は少し内側に来るはずです。
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これが加工後、早速ギターに取り付けてチューニングです。6弦の高さ、12フレットで2.5mmくらい、ヨシ。ところが1弦がひびります。開放弦の弦高が低すぎました。ナットを削る時6弦ばかり気にしていたので反対側をやりすぎた様です。
仕方ないので元のナットの1弦溝をミニヤスリで幅を広げ、弦位置を内側に0.5mm程寄せて使うことにしました。
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試奏しました。音がクリアになり、弦高も気持ち低くなったので弾きやすいです。ナットは今回の経験を活かしてまた今度。