続 ガーデン椅子の復刻

3年前に友達のために作った椅子、二脚目を製作しました。オリジナルは40年前のアメリカ製です。これを新しい木材でコピーします。

これが使用した工具たちです。

左上は高性能ボンド、ホゾ加工ジグ、ノミ、ハンマー、トリマー(ガイドローラー付き10mmビット)、その下は溝加工ガイドジグ。中段は丸ノコ送りガイド、自作丸ノコ盤、クランプ。下段はカンナ、電動ドリル(10mmギリ付き)。最後は丸ノコ平行ガイドフェンスです。

古い椅子の部品、これらを複製します。基本は新しい板に鉛筆で外形をなぞり、ジグソーで削り出します。

キモのホゾ穴加工です。オリジナルのホゾ部を厚さ5mmでスライスします。

スライスしたものをガイドテンプレートにして被加工材に釘どめします。

トリマーで溝入れします。

次はホゾ側の加工です。

部材は縦にして加工します。丸ノコの刃の高さをホゾの長さに調整しておきます。ホゾ加工ジグをホゾ幅に合わせてクランプで固定します。長辺を挽きます。

短辺を挽きます。

寝かせてホゾ長さで周りをカットします。

ホゾ完成です。

ホゾとホゾ穴はこんな具合になります。

最後のポイントは溝加工です。

オリジナルと被加工材を重ねて溝の始点、終点を10mmのドリルで被加工材の中程まで穴あけします。その穴に10mmの棒を差し込み、溝加工ガイドジグを固定します。ジグにならわせ10mmベアリングビットでトリマー加工します。

溝をコピーできました。

全ての部材が揃いました。稜線は面取りしてあります。

ペーパー掛け、下塗り、組み立て、仕上げ塗装して完成です。

左はオリジナル、レッドシーダーは40年もっています。右は今回製作、杉と松なので少し軽いです。

回文ウイークリー 5月3日号

オイラ

「いじたいりょく、よりいたしい」

お家で体鍛えましょう。いたしい、は広島弁で難しいの意味です。

moscatさん

「たんとうは、うどんだ」

そばのお客は別のカウンターへ行きましょう。

moscatさん

「しさくきくさし」

昭和の子供は、排気ガスを追いかけました。