ウクレレの修理

リハビリのため自作のテナーウクレレを弾いていたら、何かおかしい。チューニングが合わないし、やけに弦高が高い。

仔細に眺めるとネックとボデーのつなぎ目が剥がれて、結果ネックが反ってしまっていた。試しにワザとネックを時計回りに倒すとなんとスキマが大きくなった。接着が剥がれている。

14フレットの金具を抜いてそこを薄刃ノコギリで思いきりよく切断。自作ゆえ、自修理する。

切断面の接着剤を削り落とし、元のダボの所をドリルで穴あけし新しいダボを入れた。

接着剤をたっぷり付けてはみ出しをふきとる。ゴムロープでしめつて乾燥1日。ネックは今までより少し半時計方向に傾け弦高を下げる。

スキマにパテを埋めて乾燥1日、14フレットを戻し接着、そのあとペーパー掛けする。

再塗装はやめて、アマニ油の拭き上げ。ナットとサドルをつけて弦を張り直す。弦高はハイポジション側がさがりすぎたし、弦長も僅かに伸びたのでサドルは再調整する。ダミーのスペーサーをサドルにかませて試奏したがなかなかいい感じ。

4 thoughts on “ウクレレの修理”

  1. いくら自作のウクレレとはいえ、のこぎりで切断とは思い切った方策を選択しましたね。

    やむやなしだしなやむや
    止むや無しだし悩むや。

    結果は良好な様子、良かったですね。

    さいりようかうよりいさ
    再利用、買うよりいーさ。

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