ミニ樽のような檜タンブラーを作る。高さ11.5cm、上直径8.5cm
厚さ3mm板の12枚合わせ。
材を粗取りする。そのためのジグを用意した。最初は長方形に材を小割りしておいた。
まず角度4.5度傾けて2分割する。そのあと丸ノコで厚さ3mmに挽く。
次に台形の天を加工する。概2.3度傾けてある。
台形の地を加工する。
この粗取り台形にきちんと寸法出ししておいたマスターを両面テープで固定してベアリングビットでなぞり複製してゆく。
次はタガ溝を加工する。丸ノコの刃を0.5mm出してのこ目をつける。上下2本。
次に木端の傾斜加工。360度、12枚だからそれぞれは30度の角度なので各木端15度の傾斜を加工する必要がある。ここではアリ溝ビットが14度なので、これで間に合わせる。
12枚合わせて底板を接着し、タガがわりの太木綿糸でゆわえる。
仕上げは柿渋、自然由来で安全。漏れたらぬりかさねます。熱燗が楽しみ。