ガーデン椅子の復刻1

IMG_1282DIYも少しレベルアップしたいので、今度のお題は椅子の修復、いや複製に挑戦です。友人宅の壊れた椅子を新品にします。椅子は設計が大変なので複製することには意味があります。

まずは分解です。舶来?品なのでしっかりした構造でした。座板と背板の回転軸金具は日本にはないような気がしますので再利用。他のネジを用いた回動部には丁寧にナイロンブッシュで動きが軽くなるようにしてあります。ホームセンターで代替え品を探します。座板と後ろ足の回動部は鬼目ナット+ボルトです。鬼目は再利用します。木部はすべて新しくつくります。

IMG_1283分解した結果の写真

上は後ろ足2本、次が今回一番難関の、前足、及び背板支えです。外形が曲線大物です。その下左が座板左右、右が座板前後です。手前左5本が座板、右が背板と足の連結材です。座板、背板はホゾ継ぎの上で要所にダボ打ちして固定されています。

 

最初の行程は形状を新しい材に写し、加工することです。さてさてどうなるやら?

ホゾ継ぎ端加工保持具

IMG_1281昨日の続きで、保持具をこしらえた。2本の長いアームを回転できるようにして一端を蝶ネジでテーブルに留める。もう一端の先に保持板を固定し、またその少し手前に高さ合わせの板をアームに取り付けた。材は保持板にクランプで固定する。材の垂直を出しやすいように保持板には段を欠いてある。試しに加工してみたが手持ちに比べてスイスイである。