ラックスのアンプキットを組み立てたのは40年前、社会人になってすぐのころ、マルツ電波かRKオーディオのどちらかで購入し、半田コテとテスター一丁で仕上げた。きちんとしたマニュアルが付いていたのを思い出す。それまでもっぱら球のアンプを自作していたがはじめてのソリッドステートだった。結構柔らかい音で、今も現役である。といってもVRがガリってきたので、久しぶりにメンテナンスした。分解して、ボリュームの隙間から、クレCRCをふきかけて、つまみをしつこく回す、めでたく雑音は消えた。
そこで思い立って、一入力、一出力を増やす拡張BOXを作った。ケースに2回路3接点のSWをつけて、背面にピンジャックをLR2組、SP端子を2組を設けて、配線した。アンプと接続する入力、スピーカはBOXから直出しした。早速音出し、シンプルで使い易い。右が入力切り替え、HDDビデオとMACを切り替える。左がスピーカ切り替えで、デスクトップのヤマハPF7、壁際の自作SPを切り替える。過去はAVアンプを使ったりいろいろやったが、いまどきはPCやTVにおまかせしたほうがスマートなので、アンプは素うどんでよろしい。